MORYO通信 ~Urbs Communication~

本を読んで勝手にいろいろ言います

御伽原江良と村上春樹について、私が文学教育に思うことについて 『夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について 著 村上春樹』

御伽原江良、通称ギバラは、今やネットミームの一つともいえる人気を持つ、にじさんじ所属バーチャルライバーだ。 「我にじさんじぞ?」や「ゴミカスーーーーっ!!○ねェぇぇええええ!!!!」などの名言(?)を発信し、2019年のネット流行語100では82位に…

ニュイ・ソシエール 競馬はもう「おっさん」のものじゃない 『焦茶色のパステル 岡嶋二人』

競馬を見るのは好きだ。ウイニングポストも好きだ。特別に詳しいわけではないのだけど、人馬の絆と言おうか、人間と他種族が一緒になって頑張っている姿に胸を打たれる瞬間が多々ある。でも賭けるのも好きだ。お金も感動と同じくらい大事だからこれはしょう…

雨森小夜に感じる恐怖の正体 『幽談 著 京極夏彦』

初めて呪怨を見たとき、思わず笑ってしまった。 決して作品をバカにしているわけではないのだが、自分にはなぜだかコメディに写ってしまったのである。いわゆるジワジワ系のホラーを私は怖いと思えないのだ。傑作ホラーと名高い小野不由美先生の『残穢』もい…

轟京子に見る若さの輝き 『ロッキン・ホース・バレリーナ 著 大槻ケンヂ』

前回、ジョー・力一氏にハマっているということを書いたが、私にはもう一人積極的に配信を見ているバーチャルライバーがいる。 にじさんじ所属、轟京子。 彼女は服飾の専門学校に通っている女子大生で、同じ事務所に所属するバーチャルライバーのコーディネ…

にじロック、ジョー・力一のステージに見た悪夢 『パプリカ 著 筒井康隆』

最近、ジョー・力一(りきいち)というバーチャルYouTuberにハマっている。 彼にハマったいきさつや、彼に対しての私の感情については本題に関係ないので割愛させていただくが、とにかく面白さの詰まった人物であることは先に伝えておきたい。 力一氏は雑談…

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