2020-01-01から1年間の記事一覧
居酒屋の飯ってなんであんなに美味しいんだろうか。 焼き鳥とか刺身とか、それらの美味しいお店は大抵居酒屋である。他にも鯨や馬刺しといった普段食卓で目にする機会の少ないもの、寿司、蕎麦、フレンチ、イタリアンなんかも夜に食べるなら飲酒が前提になり…
節分の季節だ。 節分と言えば豆撒きである。幼いころに、鬼に扮した大人に向かって豆を投げて撃退した、という方も多かろうと思う。しかしなぜ豆を投げると鬼を撃退できるのか、ご存じだろうか? マメ。それは「魔目」「魔滅」と表せる。「魔の目」にぶつけ…
人生で一番楽しかったのって、いつだろう。 たぶん、それは中学生時代だ。小学校と比べて学区が広がり、知らなかった地域の友達ができて、知らない街に遊びに行けるようになった。 でも、それくらいなんだよな。高校生時代に比べると、行けるところも少なけ…
私の文芸作品の目覚めはいつだったか。 それは元をただせば『かいけつゾロリ』とか『大どろぼうホッツェンプロッツ』なんだけれども、しっかりと小説と呼ばれるものを読んだのは、『探偵ガリレオ』だったように記憶している。 当時小学生だった私は、親がミ…
私は横浜DeNAベイスタースのファンだ。 応援し始めたのは中畑政権の時。監督の全身を使った感情表現と、その大味な野球に私は魅了された。以降テレビやネットで試合観戦するのはもちろん、球場に足を運んで観戦することも多くなった。 野球のみならず、私は…
誰でも自分の生まれ育った町には大なり小なり愛着というものが存在する。 それは田舎でも都会でも変わらない。東京生まれ東京育ち、悪そうな奴は大体友達……だとしても、ドラマや映画で身近な場所が登場すれば親近感を覚える。私も『シン・ゴジラ』で身近な場…
生まれてこの方暖房が苦手で、冬はもっぱら厚着をするだけで過ごしている。 北国暮らしではないのだが、夜や朝はやはり冷える。特に指先は相当冷たくなっていることが多い。でも、その冷え切った指先を、自らの体温で温めている瞬間、生きていると感じる。私…
爆発オチ、というのは誰が最初に始めたのだろうか。 数年前までのFNS27時間テレビではビートたけし扮する火薬田ドンが、一通りブラックジョークを読み上げたあと花火を打ち上げようとして失敗、爆発して黒コゲになってしまうネタを披露していた。お笑いの大…
京極夏彦先生の代表作である百鬼夜行シリーズは、『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』等の名作が揃っている。 そのスピンオフとして、奇想天外な探偵・榎木津礼二郎にフォーカスを当てた作品、『百器徒然袋』というシリーズがある。今現在『雨』と『風』の二つが既刊…
本記事は夢野久作著『童貞』の、多大なネタバレを含んでいます。勝手ながら、ネタバレを不快に感じる方はブラウザバックしていただきますようお願い申し上げます。 「童貞」と聞くと、「野暮ったい見た目の、ダサい服を着た、オドオドしてるやつ」のイメージ…
御伽原江良、通称ギバラは、今やネットミームの一つともいえる人気を持つ、にじさんじ所属バーチャルライバーだ。 「我にじさんじぞ?」や「ゴミカスーーーーっ!!○ねェぇぇええええ!!!!」などの名言(?)を発信し、2019年のネット流行語100では82位に…
競馬を見るのは好きだ。ウイニングポストも好きだ。特別に詳しいわけではないのだけど、人馬の絆と言おうか、人間と他種族が一緒になって頑張っている姿に胸を打たれる瞬間が多々ある。でも賭けるのも好きだ。お金も感動と同じくらい大事だからこれはしょう…
初めて呪怨を見たとき、思わず笑ってしまった。 決して作品をバカにしているわけではないのだが、自分にはなぜだかコメディに写ってしまったのである。いわゆるジワジワ系のホラーを私は怖いと思えないのだ。傑作ホラーと名高い小野不由美先生の『残穢』もい…
前回、ジョー・力一氏にハマっているということを書いたが、私にはもう一人積極的に配信を見ているバーチャルライバーがいる。 にじさんじ所属、轟京子。 彼女は服飾の専門学校に通っている女子大生で、同じ事務所に所属するバーチャルライバーのコーディネ…
最近、ジョー・力一(りきいち)というバーチャルYouTuberにハマっている。 彼にハマったいきさつや、彼に対しての私の感情については本題に関係ないので割愛させていただくが、とにかく面白さの詰まった人物であることは先に伝えておきたい。 力一氏は雑談…